学生時代の彼と結婚

「そこにいるときはわからなかったけど、今思うと〃井の中の蛙(かわず) 〃だったと思いますよ。一流志向がものすごかったんです。ほとんどの人が挫折もなく一流大学に行って、大学院に行きたがる。働きたくなんかないんです。変な会社に入って仕事をするより、〃大学院で勉強してます〃ってほうがハクがつくから……。で、そのあと結婚するんですよ、学生時代の彼と。もちろん恋愛感情はないわけじゃないけど、いいダンナと結婚して○○の妻って形になったほうが自分が輝いて見えると思ってる。女性の場合特に、東大を出たからって必ずしもいい会社に就職できるわけじゃないですよね。へんな会社に入ってバカな人と接したくはないんですよ。彼女たちにとっては、それはプライドが傷つけられることなんです」彼女も挫折がなければ、中学、高校時代の友人たちと同じように、そんな道を歩んでいたかもしれないという。初めは東大をめざしていたが、運悪くセンター試験に失敗。別の国立大のスペイン語科に入学する。「高校のとき将来のことは何も決めてなかったんです。それで、理系は嫌いだし、文学なんて自分で本読んでりやいいんだから文学部も嫌だなと思って……。じゃ、法学部で弁護士になるのもいいかな、なんて思ったんですけどね。でも、私立も希望のところは受からなかったし、特にやりたいことがあったわけじゃないから、最後に国立に引っかかったときには揺れちゃって、とりあえずお金も安いから入っとこうかって…。」四ヵ月ほどは普通に大学に通ったが、どうしても学校の雰囲気が好きになれなかったと「七割が女性だってこともあって、なんかやろうって言っても盛り上がりがないんです。女の子って統率力ないじゃないですか。おまけに男も男で女性の人数に押されて、押しが弱いんですよね。ほかの大学は新入生歓迎コンパの嵐なのに、そんなのもないし、なんか私が想像していた大学のキャンパスっていうのとは、ぜんぜん違ってた」まず相手がいないと、何もできないので、相手を探してください。

参考:
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